こんなのもやってます(3) Minecraft Education Edition編

子供たちに人気のMinecraftに教育版があるのはご存じでしょうか?

6年前に試したこともあるのですが、その時はあまり教育版を利用するメリットを感じなかったのでそれ以降触れては来ませんでした。
が、最近になってある理由からまた使い始めています。

それはMinecraftカップ2022全国大会に参加するためなんです!

といっても参加するのは生徒さんなんですけど。

で、この全国大会にはEducation Editionの使用が必須なんです。なかなかよく考えられた戦略ですね、、😅

久しぶりにインストールして使ってみると、

  • ライセンス費が年間1,425円にアップ
  • MakeCodeが最初から組み込まれている。以前は別途アプリをインストールする必要があった
  • MakeCodeでPythonが使えるようになった
  • ゲーム内でカメラ機能が使えるようになった

あたりが変わっているなと思いました。MakeCodeは以前は別画面を開く必要があり非常に面倒だったので、すごく便利になりました。

また、昔と違ってYoutubeで情報が色々と発信されているので、ずいぶん取っつき易くなったのではないでしょうか。

まだ触っていませんがPython対応も嬉しいですね。Scratchの後の移行先として検討してみたいと思います。

残念な点

ただ昔と変わっていない残念なところとして、アカウント管理がMicrosoft 365ベースで初心者には分かりづらいというのがあります。

エンジニア視点から見るとMicrosoftの既存の資源をうまく使う必要があるのは理解できるのですが、いちユーザとしてはどうしても「なんでMinecraftやるだけなのにAzure Active Directoryの設定する必要があるの?」という気持ちになってしまいます。

実際に困ったことが一つあって、ユーザのデフォルトのセキュリティ設定が「Microsoft Authenticatorを使った多要素認証が必須」になっていたので、スマホを持たない小学生に多要素認証を強制することになって最初は頭を抱えてしまいました。実はこれには回避方法があったのでなんとかなったのですが、せめて最初に説明があってもいいんじゃないかなと思いました。

多要素認証を回避するには、管理者で管理センターにログインした先の以下のところにあります。

あと地味に起動のたびにログインを要求されるのもつらいですね。学校などの不特定多数がアクセスする環境を考えてのことかもしれませんが、これは今のところ回避できなそうです😭

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